1.社交ダンスの学習方法 | ||
社交ダンスを独学で学ぼうとしたら、DVD付き書籍やインターネットのダンス動画がありますが、ダンスが初めての方がDVDやインターネット動画だけで踊れるようになるのはまず不可能でしょう。 ダンスはステップを覚えたらすぐに踊れるようなものではありません。立ち方や組み方、姿勢、フットワークなどは、先生について習わないといけないと思います。 但し、このような書籍は、ある程度踊れるようになったら、参考になることでしょう。 |
DVD付き書籍の例
インターネット動画の例
ではどこで学習するかですが、主に「ダンススクール(ダンス教室、ダンススタジオとも言います)」か 「ダンスサークル」あるいは「カルチャーセンター」などになるかと思います。 |
2.4つの学習方法 | |||
1)ダンススクールで個人レッスンを受ける | |||
2)ダンススクールで団体レッスンを受ける | |||
ダンススクールは、スタッフ1名でやっているようなところから、10人を超えるようなところなどいろいろあります。どこの地域にも、ダンススクールはあると思いますのでインターネットなどで調べると出てくると思います。大牟田市、荒尾市近辺には、当スクールのほか、3つ程度のスクールがあります。 | |||
3)ダンスサークルで練習する | |||
公民館などで社交ダンスサークル活動が行われていて、先生による団体レッスン形式が多いと思います。 ここで、注意が必要なことがあります。先生と言っても、プロの資格を持った方から、プロの資格がない方までおられることです。 やはりプロの先生から習う方が、姿勢、組み方、フットワークなどに関して間違いのない指導を受けることができると思います。 |
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4)カルチャーセンターなどで団体レッスンを受ける | |||
費用面を考えると、カルチャーセンターなどのダンス教室で団体レッスンを受けることもよいのではないでしょうか。もちろん、カルチャーセンターなどのダンス教室では物足りない場合は、個人レッスンを受けられたがよいと思います。費用はかかりますが、行き届いた個人レッスンを受けることで、きれいに踊ることができるようになります。 大牟田市では、西日本新聞TNC文化サークルの団体レッスンが行われています。1時間30分のレッスンが月2回で、4,342円となっています。なお、この文化サークルでの指導は、当スクールの野田廣幸が行っています。 (現在休止中です) |
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3.ダンススクールとダンスサークルの違い | |||
1)学習内容 | |||
スクールは、プロの先生により基礎からしっかり教えてもらえます。 社交ダンスは基礎が本当に大事で、とりわけ「組み方」、「姿勢」、「フットワーク」がとても大事なの です。 そして、正しい練習をしなければなりません。正しい組み方、正しい姿勢、正しいステップ、正しいリズムで 練習する必要があります。先生にみてもらい、指摘されたことを、受け入れ、実践してみて、練習を重ねるとダンスがきれいに踊れるようになってきます。 しかし、スクールでは、これらの基礎について、親切・丁寧に教えてくれますが、その分時間とお金がかかってしまうということがデメリットとしてあるかと思います。 サークルはその反対で、基礎よりも、いろんなステップをたくさん学べるところが多く、基礎ができて |
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2)費用 | |||
スクールレッスン、特に個人レッスンは費用がかかります。当スクールで月4回のレッスンで月謝は、初心者の場合で7,000円、上級者になると10,000円かかります。1回あたりに直しますと、1,750円から2,500円です。福岡市、北九州市では、1回あたり3,000円から5,500円(もっと高いところもありますが)程度で、月4回に直しますと、12,000円から22,000円になります。
大牟田市の公民館サークルの場合、プロの先生が月4回指導されて、月会費は2,000円程度のところが多いです。先生が指導されていないダンスパーティ形式のサークルもあり、こちらは月会費500円のところがほとんどです。個人レッスンや団体レッスンを受けて、ある程度踊れるようになりましたら、場数を増やす意味でダンスパーティ形式のサークルにも参加されることもよいと思います。 |
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3)お客さまやサークル会員の年齢、男女の割合 | |||
一般的には、スクールにレッスンで来られている方が、公民館などのサークルに参加されている方よりやや若いのではないでしょうか。当スクールで言えば、40代から80代までの方がレッスンされていますが、一番多い年代は60〜70代です。 男女比は、一般的にスクールでは、男性1に対して女性が2から3くらいで、サークルは男性1に対して女性が1.5 から2くらいでしょうか。 当スクールでは、男性1に対して女性が2くらいです。 いずれにしても男性が少ないので、定年退職した65歳位の男性(社交ダンス界では65歳だと若い方になります)は、 ダンスが踊れるようになればとても重宝される存在になります。一日も早くレッスンを受けて上手になられたら楽 しい日々が訪れると思います。 |
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4)ダンスの目的 | |||
あなたのダンスをする目的はなんでしょうか? (1)健康維持のため (2)ダンスパーティに参加して楽しく踊りたい (3)ダンスパーティに参加してきれいに踊りたい (4)デモ(人前で演技を披露する) できれいに踊りたい (5)競技会(特定の相手とペアを組んで第3者の審査を受ける) できれいに踊りたい などがあると思いますが、目的次第で、スクールが合うのか、サークルが合うのかが変わってきます。 あなたはどちらでしょうか? 上記の(1)や(2)であれば、サークルでいいかと思います。(3)、(4)、(5)であればスクールということに なります。 |
4.まとめ | ||
スクールにするかサークルにするか、またはそのどちらも並行してするかの選択があるかと思いますが、皆さんがダンスを楽しいと思われることが一番大事なことではないでしょうか。楽しくレッスンして下さるスタッフの元で楽しく踊られてもよいし、踊る事が楽しいという意味では、ダンスパーティ、サークルダンス、競技ダンスといろいろあります。 結局、スクールにするかサークルにするか、またはそのどちらも並行してするかの選択のポイントとなるのは、費用面とあなたの考えるダンスの目的だと思います。 人は人、自分は自分ですから。あなたの考えから進む道が自然と決まるわけです。社交ダンスを健康維持のため、あるいはダンスパーティに参加して楽しく踊るため、あるいはデモや競技会で踊るなどいろいろな目的で楽しむことになるわけです。そしてダンスが踊れる恵まれた環境と健康な体に感謝の気持ちを忘れないで楽しんでください。 また、スクールにもいろいろありますし、サークルにも先生が教えるサークルからダンスパーティ形式のサークルまでいろいろとあります。近くにスクールやサークルがあれば、それぞれ見学してみてはいかがですか。 スクールもサークルも、インターネット検索で探せますし、インターネット検索ができなければ電話帳などで近くのスクールや公民館などを探して電話されるといいかと思います。 ご自分にあったやり方で、楽しく社交ダンスを始められてください。 |